職業的な葛藤とか

全部済ませてやめたつもり

お世話になります。天霧です。更新止まってすみません。怠け癖が……

あ、ちゃんとやってます、転職活動。HW側との誤認があって一瞬面倒な事態になりましたが、それでも元気に転職活動しています。……履歴書送って落ちる日々ですけど。

毎日実家に居座ると不健康です。それを日々実感しています。なにこの重苦しさ。ハローワーク(HW)にいったことにして、転職活動をしているふりすることもあります。でないとホントに転職活動しているのか疑う人がいるので。なんかこう、気遣う対象違うだろみたいな感覚に陥るんですけど……両親が自分の行動全面的に認めてくれないのは、就職活動の頃から変わらない常態。

職業観、というか

仕事を長続きさせたいなと思います。いや、それが当たり前だとは思うんだけれども(笑)営業職をやめた理由の一つに、時間を、必要以上に拘束されるという理由のほかに、職業的理由があります。

営業は、「プライベートを切り売りする」のが、仕事なんですよ。ね。

時間的な意味でも、他の理由でも。

たとえば客と話していて、客が海外に行ったという話になると、私も、こういう理由で、海外に行ったことがありますという話題をこちらから提供する。話のつながりとして当たり前のことなんですけど、それからどんどん膨らんで、お互いの家族構成の話などに展開することが多いです。

そうやって、プライベートの話をすることによって、相手に安心感だとか、信用とかをおいてもらうわけですから、話さないわけにはいかない。ノルマの話とかをして同情を売る営業もいますが、それだって客前に「社内」という(普通ならば見れない)状況を話すことによって、同情以外に親近感だとかを持ってもらう、一種の作戦な訳で。

誰かに何かを売るとき、「誰か」の情報を不要と思われるような情報でもすべて取り込んで、その人間の過去、現在、未来予測して売るのが、「営業」なんだと思います。現在と未来において「必要」だと思わなければ、ものなんて買わないでしょう。

でも、「誰か」にとって、営業マンから一方的に情報を引き出されている状態って言うのは、一種のストレスです。アンケートならともかく、単に雑談している時にそういうことされると、すっごく不快。だから街頭って、アンケートが多いんですよね。アンケートという形で「情報を引き出す」ことに対する敷居を低くする狙いがある。

そこで営業サイドは、自分も情報を提供することによって、警戒心を減らす工夫をする。よく言われたのが、「自分の情報を提供してから客に問いかけること。」自分の出身地を言ってから、出身地どちらなんですか? みたいな訪ね方であれば、一方的に「出身地どちらなんですか?」って聞くよりも、安心感がある。

そんなんで、対個人の営業マンは客の懐に入り込むわけです。

だから、「プライベートを切り売りする」んですな。

んで、ここで自分が生理的にいやだなって思ったこと。

――結婚したら?

自分は平気で踏み込んでいる範疇なんですが、客から結婚後に、「お子さんは?」って聞かれたら、なんかすんごくいやだって言うことに、改めて生理的な抵抗感を感じました。でも、それも切り売りするんですよね、お仕事だから。仕事中って一つのスイッチが入っている状態で、それのために時間売ることも、なにもいとわない。だってお金もらっているから。

でも、プライベートの自分にとって、それはいやなことなので、スイッチが切り替わると、とたんにいやーな気分になる。たぶん、これ、もう少し年次が重なれば違うんだろうけど、私はだめだった。

そして、人事部長が言うんですよねー。「仕事とプライベートは、分ければ分けるほど、幸せだ」って。

そして職業を考え直した

入社したとき、この会社しか泣いていないからって言うすーっごくドライな理由だったので、入ったときの目標とか、ちょっと考え直しました。何をしたかったのか。これからどうしたらいいのか。

そしたらすんなり、今が切り替える時期だな―と感じた。もう、理屈抜きの直感で。

あと一年にて、その一年を充実できるかって自身もなかった。その時点で、たぶん、営業として致命的だった。そして切り売りすることに対する抵抗ができた時点で、更に。

給与は恵まれていたけれどそこに未練はなくて、それよりもなによりも、体がたぶんそろそろ無理だろうと踏んだ。女の子なんだ、自分はって、初めて実感した(笑)

だから、遅いかもしれないけれど、事務の、裏方になろうと決意して、退職しました。まず、退路を断とうと。

そして、家族対立

イマココ(笑)

んー、新卒の時もそうだったんですけど、事務職って就職先少ないんですよね。翻って、営業は、引く手数多。(言い方おかしいけど)

新卒の時、さすがに就職浪人はまずいと思って、営業で就職して、やっぱりこういう結果になった。だから長続きさせるには、きちんと意志を貫く必要性というのを実感しました。でも、6月までって決めてます。自分の中で。

6月末までは、事務職希望で就職活動する。以降は、営業も見る。というか、6月末には生命保険会社で声かけられたところがあって、そこの部長さんとお話しする予定なんですよね。まぁ、ケツは決まっているような、そんな感じで……(苦笑)

そしたら母親から、6月末までには決めろ、そのためにも営業受けろとお達しが。

営業向いているからって、言うんですよね。理由に。

職場環境とか、どこも一緒だって言うのに、向いているからって言うんですよね。

ため息。

何が何でも就職してやるって意欲が足りないって言うんですよね。たぶんそれだとまた、同じことの繰り返しにしかならないって言うと、どうして親の意見に反発するんだって言うあの、卑怯な反論になるんですよね……そんなつもりじゃないのに。

実務経験がないからという理由で狭まっている門戸を、実務経験で拡げれば早く就職できるだろうという論理。確かに納得できる。でも、そうしてまた、プライベートを切り売りするのが、私はもう、疲れた。

そんなこと言ったら想像できるのが甘やかされたからその程度で疲れたとか言うんだっていう言葉で、震災とか引き合いに出されて、納得せざるを得なくなる。あーなんか、想像してネガティブになるこのサイクルこそが本当の悪なんじゃないかと思うんだけれどもorz

勤務時間がきついとか、そんなの当たり前で。結局即物的になったら、若いうちに営業やって稼ぐのが一番ではないかと思う。でも、でも、私は、どんな小さな会社でいいから事務の経験積んで、将来退職しても、契約とかで復帰できる可能性の高い事務職でいたい。私のキャリアだもの。口出さないでほしい。っていうかなんだ、本人のことだから口出さないけどっていったのはあれは嘘か。

そんなんで、……鬱です。


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